造園技術 伝統の技
具体的手法とその心
CD-ROM、2002年発行、価格:一般5,000円、会員3,000円
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第1章 妙音の蘇生工法
1.水琴窟について (1)設置とその目的 (2)各地に点在する水琴窟 (3)小堀遠州と不昧公の因果関係 (4)水琴窟の作り方 2.僧都について (1)僧都と石川丈山 (2)僧都の構造 第2章 樹木の掘取り運搬方法 1.機械化を支える在来の伝統的工法 (1)機械化の進展と手作業の衰退 (2)機械と在来、両工法の必要性 2.移動・運搬工にかかわる諸作業 (1)樹木運搬の準備作業 (2)機械工法「落し鉢工法」 (3)二脚丸太による短距離移動 3.さまざまな樹木の移動・搬工法 (1)在来工法「落し鉢工法」 (2)機械工法「落し鉢工法」 (3)在来工法「立曳工法」 (4)横曳工法 (5)機械工法「移動式クレーン車の利用」 |
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第3章 降雪、降霜対策の技法
1.冬庭に温もりを添える藁化粧 (1)実用と観賞に役立つ冬の技術 (2)石灯籠霜除藁化粧の準備作業 (3)藁細工、福寿草について (4)化粧ボッチについて 2.地域性豊な雪吊り (1)伝統手法を遵守しながらも変化する雪飾り (2)美しい兼六園の冬景色 (3)新潟 ・清水園の冬景色 (4)江戸(東京)の名園を飾る冬景色 (5)雪吊り研修用のひとくち「メモ」 第4章 竹垣について 1.竹垣の素晴らしさ 2.竹垣の分類 (1)垣の構造による分類 (2)立子組子の素材および使い勝手による分類 (3)名称などによる分類 3.三庭相にまつわる真、行、草の作事技法 (1)作庭のもっとも基本的な心得 (2)建物と庭園の接点役を果たす 4.真、行、草の作事技法の図解 (1)遮蔽垣を代表する建仁寺垣について (2)透かし垣を代表する四ツ目垣について 5.生垣について (1)生垣の樹木を支える竹垣駆体 (2)高垣(高生垣) 第5章 樹木の剪定について 1.剪定は樹木との会話でその木心を知る 2.剪定は樹木管理に欠かせぬ技で、切るも剪定、切らぬも剪定 3.樹木の管理と剪定の意義 4.剪定の基本的な考え方 (1)整姿・整枝剪定と剪定・手入れ作業にかかわる名称 (2)整姿剪定の目的 5.整姿剪定のあり方 (1)自然形剪定法 (2)人工仕立形剪定法 (3)刈込み仕立形剪定法 (4)技を補佐する剪定用具 6.整姿剪定の方法 (1)剪定の方法 (2)強弱剪定の方法 (3)作業要領とその方法 (4)剪定の時期 (5)花木の剪定時期 (6)開花によって疲れた木々へのお礼肥 (7)花木の具体的剪定方法 (8)樹木管理上の要点と管理方法 (9)労働安全衛生法に関わる剪定作業の就業制限 7.樹種別の基本的な剪定方法 (1)マツ(クロマツ、アカマツ、ゴヨウマツ) (2)常陽針葉樹の剪定について (3)常緑広葉樹の剪定について (4)夏秋に開花する落葉樹種の剪定について (5)春に開花する落葉樹種の剪定について 8.樹木の刈込み剪定について (1)刈込み剪定は、鋏を知ること (2)高木、中低木の刈込み剪定作業(3〜8m) (3)低木及び玉造り株物(50cm〜)1.5m (4)高生垣(垣高5〜8m) (5)生垣(垣高8m内外) (6)混植及び道路緑樹帯 第6章 造園作業と道具の使い方 1.道具に関する諸事項 (1)「器具」ではなく「道具と」呼ぶ、その理由 (2)人力と動力、その特長を生かした工法 2.用途別の大道具及び小道具と機械器具 (1)剪定用道具 (2)鋸 3.剪定用補助具 (1)脚立 (2)梯子 4.樹木の掘取り植栽、土工地均し道具 (1)スコップ、円匙 (2)鶴嘴、鋤簾 (3)レーキ (4)木槌(このきり) 5.土工地均し用道具 (1)たこ、地鏝(じごて) 6.風除支柱取付け道具 7.垣根工作用道具 (1)竹垣の三大別と道具の関連性 (2)垣根工作用道具の目的と使い分け 8.石材工事用道具 9.運搬用具 (1)運搬用具の種類 (2)運搬用補助具の種類 10.仕上げ用小道具 (1)鏝(こて) (2)仕上げに関する補助用具 11.清掃用具 12.園芸用具 13.電動機工具 (1)安全対策が肝要 (2)電動工具の種類 14.小型機械類 15.大型建設機械類 (1)労働安全衛生法にかかわる大型建設機械等の就業制限 (2)整地、運搬、積込み、据付け、植付け、剪定用機械 (3)掘削用機械 |
