日本造園建設業協会

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街路樹剪定士




■ 「街路樹剪定士」とは

「街路樹剪定士」は、”美しいまちの顔 街路樹”を守り育てる専門家です

 美しい街づくりにおいて、欠くことのできない街路樹剪定。その剪定基準を明確にし、技術力をさらに向上させるために、日本造園建設業協会では1999年に「街路樹剪定士認定制度」を発足させました。

 これは、当協会が行う資格試験に合格した者に対して「街路樹剪定士」の資格を認定するものです。認定された街路樹剪定士は、樹木の生理・生態や街路樹に関する専門知識と、伝統的な職人芸とも言える技能を併せ持ったスペシャリスト。ひとりひとりが、街路樹の美観を維持し、機能・効用を最大限に発揮させるために必要な能力を充分に備えています。

■ 「街路樹」の役割

1000年以上の歴史を経て、街路樹の役割はますます重要になっています

 私たちが暮らす街に、美しい緑の潤いを与える街路樹。その歴史は古く、奈良時代に始まったとされています。

 江戸時代には、幕府によるきめ細かな取り決めや指導が行われるようになり、街路樹の植栽技術や管理・運営の基礎が確立されました。

 明治時代に入ると10種の樹種が選定され、本格的な街路樹計画が実施されるなど、現代に至るまで街路樹は1000年以上にわたって大切にされ続けてきました。

 今、地球規模での環境劣化が問題視され、一方で身近な緑に安らぎを求める時代において、その必要性はますます高まっていると言えます。都市空間に自然の潤いを与え、その美しい景観が人々の心を癒すのはもちろん、二酸化炭素の削減効果、都市の冷却化、野生生物の拠り所としてなど、街路樹の役割は多彩に広がっています。

【樹形は木の種類によって千差万別です。】

(1)シダレヤナギ 15m  (2)ニセアカシア 17m  (3)イチョウ  30m
(4)トウカエデ  15m  (5)ケヤキ    23m  (6)ハナミズキ 8m
(7)ユリノキ   26m  (8)ソメイヨシノ 12m  (9)トチノキ  20m


■ 「街路樹剪定士」の仕事

街路樹の健康と美観を守り育てることが、「街路樹剪定士」の仕事です

 街路樹の剪定は、伸びた枝をただ切り落とすだけでは充分とは言えません。街路樹の機能を充分に理解したうえで、その効用を最大限に発揮するよう適切な剪定をすることが必要です。

 樹木は種類によって適した土地や成長・形態の特性が異なり、剪定に適した時期や手法もさまざまです。

 また、それぞれの樹木には個体差があり、限られた都市空間においても常に成長し続けます。しかも、1本1本の樹木が端正に整えられていても、全体としての連続性・統一性がとれていなければ美しい街路樹とは言えません。

 こうしたさまざまな要素や条件を踏まえたうえで、樹木の健康を守り、美しい景観を維持することが、街路樹剪定士の仕事です。樹木の生理・生態に関する豊富な知識と卓越した技術と技能を駆使して、優れた街路景観を創出・維持する役割を担っているのです。


≪樹形再生の実際例(イチョウ)≫

(落葉期) 
(展葉期) 


■ 「街路樹剪定士」の活躍の場

さまざまな発注機関に採用され地域の景観形成に関わっています。

 詳しくは日造協本部またはお近くの支部へお問い合わせ下さい。
 



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