TOP 提言 メンバー 主な活動 造園・環境緑化産業振興会について



●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●

●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●

 長引く不況。即効性のある対策に期待を寄せる一方で、構造の変革を誰もが求めている。目前に迫る新世紀の息吹きとあいまって、新しいライフスタイルへの希求へと成熟しつつある。目前の建て直しもさることながら、もっと足元の確かな、心豊かな地平へと歩を進め、より潤いのある営みが模索されている。私たち造園・環境緑化に携わる者にとっても、その元気が癒され再生される環境づくりを今日から始めるために、五団体は結集し、発想と技術にさらに磨きをかけてまいります。

本物の元気【その4】

 地球温暖化をはじめとする環境問題は、ジャングルや森林地帯だけのはなしではありません。 私たちは、身近かな場所で問題に立ち向かっていくことがまず大切なはず。 並木や公園のつくりだす木陰や屋上庭園は、ヒートアイランド現象を防げます。 都市の樹木も空気中の二酸化炭素(CO2)を減らします。
 二十一世紀、人と自然の共生をめざす持続的発展が可能で、美しいまちづくりは、 さまざまな緑や水をつないでいくエコロジカル・ネットワークによって実現できると考えます。





本物の元気【その3】

 人・モノ・情報の関係の急速な変化に見合った、交通の再整備が、いまや都市の課題となっています。
 最新技術によるさまざまな研究開発が進められていますが、世界の諸都市でいま、交通混雑緩和と市街地活性化を人と環境にやさしく実現する手段として、たとえば、LRT(新タイプの路面電車)が脚光を浴びています。そして、それと一体化した緑豊かな空間が復元されつつあります。
 いかに機能性、また環境性にすぐれた交通機関でも、その実現を通じてトータルなクオリティオブライフの向上につながるものでなければ、21世紀の環境時代にふさわしいものとはいえないでしょう。
 都市の緑は「好ましいもの」である以上にもはや「欠かせないもの」となっているのです。


本物の元気【その2】

 いかに愛情に満ち、いかなる配慮がなされていても、人間が人間に対してできることには限界があって、やはり人はどこかで自然の豊かさに頼らざるを得ないもの。
 小さな子供たちや青少年が育っていくための環境づくりにおいても、おおいにそれはいえることです。
 草や木がもたらす色や形、空間性の多様さに比べれば、どんな人工物も、何らかのおしつけを伴っているといえます。
 だいいち自然は人の視線をやわらかくする。
 草や木のまわりにはたえず新たな発見がある・・・。
 青少年の麻薬や非行に対する手段として、緑豊かで快適な屋外空間の創出を、新世紀の重要なテーマとして私たちが掲げています。

本物の元気【その1】

 高齢化社会の到来とともに、病院の待合室はますます老人の社交場と化していくのでしょうか。
 つい想像してしまうそんな貧困な風景を、もっと豊かな風景に変えていくことはできないでしょうか。 長年この社会を支えてきたお年寄りの方々が、心豊かに過ごすことのできる環境づくり・・・。 これもまた、造園・環境緑化に取り組む者、ほんとうの元気を生み出す社会基盤づくりをめざす私たちの大きなテーマのひとつです。
 緑やオープンスペースが心身の健康に寄与することは周知のこと。
であるならば、問題視される医療費の増大に対するひとつの解決策にもなろうというものです。



TOP 提言 メンバー 主な活動 造園・環境緑化産業振興会について