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1面
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都市公園法 施行50周年など
今年度は節目の年に
平成18年度
全国都市公園・緑化・緑地
保全主管課長会議を開催
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平成18年4月20日、国土交通省10階大会議室で、全国の地方公共団体の公園担当主管課長及び公園関係の公益法人等の担当者を集め、平成18年度全国都市公園・緑化・緑地保全主管課長会議が開催され、事業予算概要をはじめ、国営公園事業、都市公園における遊具の安全確保、地球環境問題等への対応についての説明が行われた。
会議は冒頭、小川公園緑地課長が、今年度は、都市公園法施行50周年、国営公園30周年、古都保存法40周年、また、チェンマイ国際園芸博覧会の開催など、節目の年であるとのあいさつがあった。
公園緑地課幹部の紹介の後、「平成18年度都市公園・緑地保全等事業予算の概要」「国営公園事業について」「コスト構造改革の推進について」「都市公園の安全確保について」などを望月課長補佐が説明。
その後休憩を挟んで、角南緑地環境推進室長があいさつ。
社会資本整備審議会都市計画・歴史的風土分科会にて古都保存法の理念を全国展開すべく現在検討中であることなどを紹介した。
その後「地球環境問題等への対応について」として加藤課長補佐が、京都議定書目標達成計画における都市緑化等の位置づけ、ヒートアイランド対策の動き、外来生物法の施行について説明。
「国営公園事業」、新規事項等として「地域防災拠点となる防災公園の創設」「都市再生機構の行う公園事業」等を鹿野課長補佐が説明。
「事業の適性な執行、顕彰制度、植樹保険制度の活用について」等を古澤企画専門官が説明した。
特に植樹保険制度の活用については、引渡し後の発注者の適切な管理がなされない事を原因とする枯損が多く、引渡し後の発注者の適切な管理が重要であるとの説明があった。
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第17回 全国「みどりの愛護」のつどい
国営木曽三川公園で開催
1,600人が参加
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祝いの言葉を述べられる皇太子殿下
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第17回全国「みどりの愛護」のつどいが4月22日、愛知県一宮市の国営木曽三川公園三派川地区センター(138タワーパーク)で開かれた。
「みどりの愛護」のつどいは、国土交通省、愛知県、名古屋市、一宮市、7公園緑地管理財団、7河川環境管理財団の主催、全国知事会、全国市長会、全国町村会の後援で、緑の存在が鮮やかに意識される春季に、都市緑化について広く国民の理解と協力を得ることを目的に、「春季における都市緑化推進運動」の中心的行事として実施。全国の公園緑地の愛護団体、道路や河川等の愛護活動を通じ緑の保護育成を行っている団体、地域の緑化・緑の保全団体等の緑の関係者が一堂に集い、広く都市緑化意識の高揚を図り、緑豊かな潤いのある住みよい環境づくりの推進を目指すもの。
当日は、皇太子殿下御臨席のもと、公園緑地や河川の保全など、地域の緑化に取り組んでいる団体関係者約1600人が参加し、活動事例の紹介や功労者の表彰が行われた。
皇太子殿下は、「地球規模での緑の保全と育成が人類共通の喫緊の課題となっている現在、緑を守り育てていくことは私たちの重要な責務」、合わせて「みなさんのたゆみない努力に敬意を表します」と祝いの言葉を述べられた。
その後、会場内で殿下による記念植樹が行われた。
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平成18年
春の褒章・叙勲
正本良忠 氏、阿部八雄 氏、鵜池政雄 氏
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当協会から3氏が受章 平成18年春の褒章、叙勲受章者が発表され、当協会からは黄綬褒章を正本良忠氏(73)(みずえ緑地㈱ 会長・広島県広島市)が受章された。
また、叙勲は、旭日双光章を阿部八雄氏(71)(㈱東松園社長・千葉県松戸市)、鵜池政雄氏(73)(当協会佐賀県支部副支部長・㈱鵜池造園代表取締役・佐賀県佐賀市)がそれぞれ受章された。
なお、褒章伝達式は5月17日国土交通省本省で、叙勲伝達式は5月10日赤坂プリンスホテルで行われる。 |
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お知らせ
平成18年度通常総会
東京・赤坂で6月22日
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平成18年度 通常総会を6月22日(木)、東京都千代田区紀尾井町1-12 の赤坂プリンスホテル五色1階・新緑にて開催します。
会員多数のご出席をお待ちしています。
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【樹林】
日本人特有の自然との付き合い
(社)自然環境共生技術協会会長
高橋 裕(東京大学 名誉教授)
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自然再生推進法が2003年(平成15)1月に施行されたのを契機として、わが国の自然再生も法的根拠を得て、新たな段階に入った。自然再生も自然共生も、いまや地球を挙げて人類が挑むべき最重要課題である。
しかし、自然再生をわれわれが声高に叫んでいるのは、人類が産業革命以来、特に20世紀後半に、日本はじめ全世界で激しい開発に狂喜し、自然を著しく破壊したからである。もちろん、日本の戦後の高度成長によって、われわれの生活は急速に豊かになり、世界の大部分の国々は20世紀後半の開発によって経済は発展し、その生活水準は著しく向上した。
開発はつねに自然の改変を伴う。場合によっては、自然の人類に対する猛威を和らげるために、積極的に自然を改造する。技術の進歩は、多くの河川事業で、蛇行河川を直線化し、新たに人工の放水路を掘削し、あるいはダムや堰を築いて、川の自然の流れをコントロールして治水や水資源開発を行う。
しかし、これら河川事業は所期の目的を達しても、川の自然のリズムを乱したことにより、しばしば予期せぬマイナスの影響を及ぼす。河川事業が大規模化すればするほど、その成果も大きいが、マイナス効果も大きい。河床の土砂移動が変わり、ダム湖の堆砂、河川によっては河口部周辺の海岸決壊、あるいは水質変化、河川生態系の破壊などである。それも、河川が元来自然界の一部であり、自然の法則に支配されているからである。
とすれば、自然再生事業においてはもちろんのこと、あらゆる開発事業において、それが原自然に与える影響を事前に予測して、それに対処することが必須の条件である。換言すれば“自然との付き合い方”である。河川事業に限らない。道路、港湾、都市開発から植林、農業開発、およそ大地に手を入れるあらゆる行為においても同様である。各地での環境破壊から地球環境悪化の根本的理由は、自然との付き合いの作法を忘れたからである。
ところで、日本人は有史以来、複雑にして多様な自然条件に鍛えられて、自然との付き合いがきわめて巧みな民族である。日本のように四季が明瞭でその繊細な変化を鋭く感知し、それを喜びとする集団は無い。それが台風、津波、地震、火山などの猛威にも、損害を最小限に止める知恵を磨き上げてきた。いくたの伝統工法、住居の配置や住まい方、避難手法にそれが伺える。万葉集、枕草子に始まり、多くの日本文学は日本人特有の自然との見事な付き合いを証明している。その“再生”こそが、これからの“自然再生”に魂を吹き込む重要な鍵である。 |
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4面
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【総支部だより】
失敗例から学ぶ
電子納品講習開催
北海道総支部
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庭園出展コンテスト
デザイン部門金賞を受賞した5団体合同フォーラムの出展庭園 |
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当協会北海道総支部は平成18年2月24日(金)、「失敗例から学ぶ電子納品」講習会を開催し、参加者は21名であった。
この講習会は、「電子納品」が国土交通省(北海道開発局)ですでに2001年から施行がなされているが、運用にあたってはかなり扱いづらい面があるとともに、北海道の地方自治体においても平成20年頃から本格運用の開始が予定されているため、当総支部の会員の研鑽をはかるために行ったものである。
参加者は実際に電子納品の実務を担当している人たちで、普段から問題意識や悩みなどを抱えており、講習会に対する意気込みは真剣そのものであった。
講師には、電子納品のソフトを扱っている建設ソフト㈱のJACIC認定:CALS/ECインストラクターである野村淳氏にお願いした。
講習会の内容としては、単にテキスト的なレクチャーでは、担当者が実際に対応する時に運用・活用することが難しいため、野村氏のこれまでにおける経験や失敗談を含めた独自のレジュメ「失敗例から学ぶ電子納品」を使い、要領良く説明がなされ参加者も熱心に聞き入っていた。
まずは、要領・基準のポイントとして、
①電子納品保管管理システムにデータを登録する為のパソコン的な規則
②検索する為の情報
③ウィルスチェック
④CAD製図基準(案)
などの説明がなされ、この中で特に重要なことは、どの書類を電子納品するのか、どのソフトで書類を作成するのか、などについて必ず事前協議を行い手戻りのない電子納品を行うことであると力説していた。
よくある失敗例としては、
①要領・基準の間違い
古い電子納品ソフトを使い、納品データを作成したら作り直しとなった。
(要領・基準は頻繁に改定されているので、最新のソフトを使用する必要がある)
②打合せ簿ファイルをエクセルで数回分まとめて保存した。
(打合せ簿は1回毎に1ファイルとして管理する)
③写真管理情報に使用禁止文字を使いエラーがでた(間違って使用してしまう禁止文字「Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ…」。「①②③…」「㈱」等)
④解像度が高いデジタルカメラで高画質に撮ってCD―R枚数が多くなった、日付情報を間違えた、同じ電子納品であるのにカメラの違いによる品質の違いが出てしまった(1ファイルのデータが大きいと嫌われる等)。
――などであり、失敗しないために気をつけなければならない必須要件として
①どの基準に準じるのかをきちんと確認すること
②事前協議は必ず行うこと
③データのバックアップは必ず行うこと
④要領・基準を理解し、使用しているソフトの特性を考えデータの管理・保存を行うことが説明され、参加者の熱い拍手を受け盛会に終了した。
また、最後に参加者の「講習会アンケート」が行われ、集計結果をみると「よく理解できた」「内容はちょうど良い」「教え方は分かりやすい」が全員の回答であった。 (北海道総支部 事務局長・高橋 勲)
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フラワードーム2006
名古屋国際蘭展あいち花フェスタを終えて
中部総支部
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名古屋フラワードームの会場内のようす |
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ラン、春の鉢花、切花、観葉植物等あらゆる植物で名古屋ドームが埋め尽くされた1週間。
今回2回目の特別展示の依頼を受けることとなりました。
テーマは「華色宮殿」。前回同様に巨大なドーム中央に常設されたセンターリングを使用し、会場全体の修景の核となるディスプレイを創りあげるというものでした。
花の新しい魅力発見とテーマから引き出されるイメージをいかにかたちにしていくか。
今回は花の色を美しく魅せるために、純白の2種類の布で天までそびえたつ宮殿と、それにかかる雲を演出しました。
そして、宮殿内に回遊式の散歩道を作り、通り抜けする途中に4色のエリアを設定し、ランをメインにデコレートされたオブジェに出会う。
そんな非日常の空間で花とファンタジーを体感できるという、老若男女の訪れるイベントの要素として、楽しみのある空間創りを目指しました。
ディスプレイ施工当日は、蘭展組織委員会の方々、日造協のメンバー、その他数々のご協力のもと完成に至り、日頃の造園的な観点と展示ディスプレイとしての見せ方の相違について考えさせられる良い経験をさせていただきました。
また、植物生産や流通に携わる各業界の方々との交流や意見の交換で大変興味深い時間を過ごし、単に仕事をこなす以上の体験だと感じました。
このような貴重な体験を機に今後も造園という仕事を通して、空間の中に生まれる新しい植物と人の関係を見つけていこうと思います。
(中部総支部 事務局・邑松みどり)
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ビオトープ研修会開催
今後の可能性にも示唆
沖縄総支部
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平成18年3月25日に琉球大学資料館である風樹館において琉球大学の学芸員である佐々木健志氏を講師に「ビオトープ研修会」を当協会沖縄総支部技術委員会の主催により行いました。
研修会は15時より17時までの2時間を使い、前半の1時間は「ビオトープとビオガーデン」と題して、ビオトープの語源からその概念や目的などの基本事項から、ビオトープの生態学的な位置づけ、類別とその具体例などに併せて、企画設計、施工、維持管理するにあたっての専門的な知識の必要性などにつて映像を併用して講演していただくなかで、ビオトープ計画管理士、ビオトープ施工管理士などの資格の概要ついてまでと、広範囲に講演していただきました。
また併せて、県内で実際にビオトープとして作られた施設に対して映像を用いて具体的に解説していただきました。
そして後半の1時間は、風樹館裏に佐々木講師と学生により実際に作られたビオトープを一つ一つ解説していただきながら、会員一人一人からの質問を受ける形で、ビオトープの実際について具体的に解説してもらいました。
また、蝶の食草や生態などにもふれ造園業界がビオトープの知識技術を習得、深めその概念を取り入れた形で自然再生、環境保全に取り組んでいく必要性を訴えられ、当業界に対する、大きな課題を示された形となりました。
今回の研修は、ビオトープに対する知識技術の習得の場となったのはもちろん、公共工事縮減など造園業界を取り巻く社会環境が厳しい方向に向かうなか、当業界の社会的役割と課題そして可能性を示唆する有意義なものとなったと感じました。 (沖縄総支部 技術委員長・下地 浩之)
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事務局の動き
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【4月】
6(木)・ 第11回財政・運営検討特別委員会作業部会
6(木)・ 「広報日造協」編集会議
7(金)・ 全国都市緑化祭
11(火)・ 佐藤国際交流賞部会
12(水)・ 建設物価懇談会
13(木)・ 正副会長・常任委員長会議
13(木)・ 第25回財政・運営検討特別委員会専門部会
17(月)・ 全国都市計画主管課長会議
18(火)・ 日本公園緑地協会国際委員会
20(木)・ 全国都市公園・緑化・緑地保全主管課長会議
20(木)~21(金)・AIPHスプリングミーティング(伊・ジェノバ)
22(土)・ 全国「みどりの愛護」のつどい
24(月)・ 第26回財政・運営検討特別委員会専門部会
29(土)~30(日)・瀋陽世界園芸博覧会開会式(中・遼寧省)
【5月】
9(火)・ 「広報日造協」編集会議
10(水)・ 第27回財政・運営検討特別委員会専門部会
10(水)・ 基幹技能者の評価・活用等検討委員会
16(火)・ 事業委員会(全国)
16(火)・ 雇用・能力開発機構ヒアリング
22(月)・ 第28回財政・運営検討特別委員会専門部会
23(火)・ 総務委員会(全国)
24(水)~26(金)・エコ・グリーンテック
24(水)・ 建設業振興基金会議
25(木)・ 日本公園緑地協会総会
27(土)~29(月)・瀋陽世界園芸博覧会審査委員会(中・遼寧省)
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