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平成19年度都市公園・緑地保全等事業予算概算要求
1・11倍 前年度比
2,685億 6,900万円に
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平成19年度都市公園・緑地保全等事業予算概算要求額 |
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平成19年度都市公園・緑地保全等事業予算概算要求が8月末に発表された。
概算要求の総額は、事業費2685億6900万円、国費1353億6900万円で、前年度予算に比べ、ともに1・11倍となった。
要求の基本方針は、「緑とオープンスペースの総合的・計画的確保」と「社会資本整備重点計画の実現」の2つ。
「緑と――」では、良好な景観形成等を目的として整備された景観緑三法の的確な推進を図るとともに、都市公園事業や緑地保全事業等の一体的実施、道路・河川等との事業間連携、民間事業者が行う緑化等との協働により、総合的・効率的・効果的に緑とオープンスペースの確保を図るため、都市公園の整備、緑地の保全、都市緑化について、@安全・安心な都市の形成への対応(地震災害時の避難地・避難路、復旧・救援活動拠点、延焼防止帯、帰宅行動支援の場となる都市公園等の緊急かつ計画的な整備)A地球環境問題等への対応(地球温暖化の防止、ヒートアイランド現象の緩和、生物多様性の保全、自然再生等に資する緑とオープンスペースの確保)B豊かな地域づくりと子育て環境の向上への対応(地域の歴史的・文化的・自然的資源と一体となって、地域の活性化、観光振興等に資する都市公園等の整備、子育て環境の向上を図る緑とオープンスペースの確保)C参画社会への対応(地域住民やボランティア、民間事業者等の多様な主体の参画・協働による緑とオープンスペースの確保と活用)生物多様性の保全)を重点的に推進する。
「社会資本 ――」では、重点目標「水・緑豊かで美しい都市生活空間等の形成等」の達成を図るため、一定水準の防災機能を備えるオープンスペースが一箇所以上確保された大都市の割合を13%(平成17年度)から25%(平成19年度)に引き上げるなど、定められた指標に沿って事業を推進。総合的・計画的な施策展開を図ることにより、都市における緑とオープンスペースを確保し、総合的・横断的目標である重点目標の実現を図る。
また、今回の概算要求のポイントは、経済財政運営と構造改革に関する基本方針2006に基づき、国民の安全と安心の確保の観点から、都市の防災機能の向上を図るため、地震災害時の防災拠点、避難地等となる防災公園の整備を重点的に推進するとともに、総合的な少子化対策等の観点から、安心して子育てができる都市環境の形成を図るため、子育て環境の向上に資する都市公園の整備等を重点的に推進する。
このため、「防災公園の整備の推進」に国費ベース15・7%増の579億円を要求し、「子育て環境の向上に資する都市公園の整備」に国費ベース67%増の30億円を要求した。
そのほか、新規・重点要求事項では、国の喫緊の政策課題に迅速に対応するとともに、今後、都市の緑とオープンスペースについて重点的に取り組むべき課題に対応した施策展開を図るため、@帰宅困難者対策のための防災公園の整備の推進 A子育て環境づくり公園重点支援事業(仮称)の創設 B官民協働による緑地環境整備総合支援事業の推進 C防災公園街区整備事業の事業地区要件の改正 D密集市街地における防災に資する都市公園の整備推進――について要求を行った。(詳細3面)
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人事異動
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国土交通省関係
8月4日付
▼辞職=柴田高博(都市・地域整備局長)
▼都市・地域整備局長=中島正弘(政策統括官)
環境省関係
8月19日付
▼自然環境局野生生物課長=星野一昭(大臣官房総務課企画官)
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全国労働衛生週間
9月1日〜30日まで準備期間
本週間は10月1日〜7日
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全国労働衛生週間が10月1日から10月7日まで実施される。また、9月1日から9月30日までを準備期間とし、工場の緑化美化運動の推進など、労働環境の改善などが進められる。
同週間は、厚生労働省、中央労働災害防止協会が主唱。昭和25年に第1回を実施第57回を数える。
今年は、「疲れてませんか 心とからだ みんなでつくろう 健康職場」をスローガンとして全国労働衛生週間を展開し、事業場における労働衛生意識の高揚を図るとともに、自主的な労働衛生管理活動の一層の促進を図る。
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【樹林】
元町公園がアツイ
『公園の価値』大いに議論を
技術士(ライフ計画事務所 代表取締役) 鍵山 喜昭
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「元町公園が今アツイ」と言うと、夏だから当り前だろうと言われ、その上横浜の元町と間違えられた。
実は文京区の元町公園のことで、その存続の是非が問われ、行政・住民・学界でケンケンゴウゴウの議論を呼び、熱気を帯びアツイ(熱い)のである。
そもそも、文京区元町公園とは如何なる公園かと言えば、資料によると次のように読み取ることができる。
1923年(大正12年)に発生した関東大震災では、200万人余もの罹災者を出したが、その復興事業により被災地に52の震災復興小公園が建設された。しかし、現在原型を留めているのは、この元町公園が唯一無二だと言われている。
元町公園は、中央線のお茶の水から水道橋にかけての神田川沿いの外濠緑地の一角を占め、南向きの傾斜地を巧みに利用した形で成立している。車窓からも緑の塊として捉えられ、とりわけこの一帯では珍しいシンジュの大木が人目を惹いている。
一方、この公園に隣接する北側平坦地には、かつて小学校が建設され、公園が教材園や補助運動場としての役割を担って、一体的に運営されていたと言う。当時の状況から考えると誠に斬新な思想を反映していたもので、現在でも十分通用すると考えられる。
数十年に亘り、中央線の車窓から遠景・中景として眺めてきたこの公園を初めて訪れたのが8月18日のことであった。(社)ランドスケープコンサルタンツ協会主催の公園視察の会に参加して、経緯の説明を受け園内を見学することができた。
当日はことのほか暑く、周囲の人達は私の身体を気遣って行くのを止めるように言ってくれた。しかし、そこがどんな所であるか、それなりに把握していたため、敢えて出かけることにした。
予想どおり、傾斜地と大木の樹林地のため木陰が多く、その上風が通り、とても真夏の午後とは思えない程の快適な空間がそこにあった。
この公園も、かつては他の公園と同様に、時代の流れを反映して大改造の洗礼を受けようとした。しかし、当時の識者・芳賀 徹氏(元 東京大学教授)の提言により、改造ではなく復元整備の途を選ぶことになった。そして我々コンサルタントの大先輩である伊藤邦衛氏が、その業務を担当されたと記録されている。
傾斜地を利用した公園の特徴として階段が多いが、少し登ると隣接して下を走る外堀通りの騒音が嘘のように消え、全くの別世界が出現する。高低差を利用して小規模ながらカナールやカスケード(残念ながら経費節減のため水は流れていない)が設けられ、展望パーゴラ等が配置されている。それらの基本的なデザイン思潮は、建設時代を反映してアール・デコの流れを汲むものと言われている。
文京区は、この公園と隣接する旧小学校を壊して体育館を建設しようと目論んでいる。これに対し都市計画審議会は「この段階では賛否を問う状況ではない」と正論を決し、継続審議になっている。つまり、多角的な検討を行った上で結論を出す必要があるという、極めて適切な考え方を示している。
さて、この元町公園の真の価値は如何なるものか、その切り口は極めて多様である。専門分野や立場によっても大きな差が生じるだろう。ただ、周辺が大きく変った中で建設当時の面影を留めている文化財的価値は絶対的であり、一方、緑が減少した中で重要な位置に豊かな緑が存在するという視覚的価値、すなわち景観的価値は相対的価値に当るだろう。
単なる懐古趣味からだけではなく、それぞれの分野や立場から大いに議論を重ね、その上で意を決する必要がある。
でも、心情としては心底から「生き残って欲しい」と思うのは、決して私だけではあるまい。
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2面 |
基幹技能者制度 推進協議会発足
平成18年度
基幹技能者の現場への配置
メリット実証把握実施
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国土交通省が平成7年に策定した「建設産業政策大綱」に基づき進められてきた基幹技能者の資格制度については、平成18年4月現在、18職種25団体において資格取得者数1万9527名を数える。うち、造園は3484名で資格取得者数で電気工事に次いで第2位である。
ここに基幹技能者にかかわる資格制度を実施運営する建設産業団体が主体となって、基幹技能者にかかる資格制度の運営等に関し、情報及び意見交換並びに協議をすることを通じ、資格制度の運営に関する共通認識を形成し、適切な運営の確保を推進するため、「基幹技能者制度推進協議会」が発足した。
また、平成18年度には基幹技能者を現場に配置することによるメリット等の実証的把握を行うための調査を造園も含め7職種について、7建設業振興基金の支援を受けて実施する。
さらに、基幹技能者について経審の点数加算、総合評価での対応、さらには単価への配慮等により、技能者の意識向上を図る施策につなげていく。
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平成19年都市緑化フェア
船橋市長から
協力申入れ
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平成19年10月2日から「こどもたちの幸福な未来〜アンデルセンから世界のこどもたちへの贈りもの」をテーマに、千葉県船橋市のアンデルセン公園で開催される「第24回全国都市緑化ふなばしフェア」について、船橋市長から日造協へ協力依頼があった。
日本を代表する造園や緑化を専門に行う事業者の技術や知識を指導できる日造協に、花壇や庭園の出展、緑の相談員等の技術者の派遣、会員の出展参加の要請があったもので、総支部を通じて、会員に協力を呼びかけていくこととした。
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国土交通省
関東地方整備局
意見交換会を実施
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国土交通省関東地方整備局建政部と7月14日、建設専門工事業団体として、恒例の意見交換会が行われ、佐藤会長等が出席し、組織概要や受注状況、不良不適格業者の排除について、業界の現状と問題点、業界の今後について、人材確保、ゼネコンに対する要望、行政への要望等について説明した。
特に、不当価格での指値発注の廃止の指導、景観緑三法の時代、公共空間における「優れた業の創造」を図るため、道路、河川、公園、港湾、営繕等の直轄工事において、建設業法に基づく、分離発注による造園建設業の積極的な活用、「造園工事基幹技能者」「街路樹剪定士」「植栽基盤診断士」など、造園の専門的資格の活用、経営規模等評価における技術職員評点への加算、公園緑地等の造園工事、道路、河川の工事分野における植物及びこれに関連する工事の造園建設業への一括発注、一般競争入札、総合評価落札方式の運用に当たっては、造園工事の技術的能力の審査に造園の専門技術者、学識経験者が当たる体制の整備等を要請した。
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タイ・チェンマイ園芸博と
緑化事情調査
参加者募集
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国際園芸博覧会「ロイヤルフローラ・ラーチャプルック2006」(チェンマイ国際園芸博)がタイ王国チェンマイにおいて、今年の11月1日から来年の1月31日までの3カ月間開催される。
チェンマイ国際園芸博は、タイ国王の在位60周年及び生誕80周年を記念して「人間愛の表現」をテーマに、タイ王国政府主催により開催される。
博覧会は、日造協が日本を代表して加盟している国際園芸家協会(AIPH)並びに国際博覧会協会(BIE)の認証を受けており、わが国からも政府及び地方公共団体等が協力して出展。
政府出展は屋外と屋内で行われ、屋外の日本庭園の出展に関しては、日造協会員が施工に携わるなど、観光立国を目指す日本の文化を体現できる場を提供するなど、その成果に期待が寄せられている。
また、チェンマイ国際園芸博覧会の開催に合わせて、日造協と6ランドスケープコンサルタンツ協会、7日本造園修景協会は、博覧会とともにチェンマイ及びバンコク市内の公園緑化事情を調査し、あわせて四方を川に囲まれた美しい水都アユタヤの世界遺産を訪ねる「チェンマイ国際園芸博覧会とタイ公園緑化事情調査」を企画した。
今回の調査内容は、造園関係者に役立つものであり、多くの参加を求めている。
問い合わせは、JTB法人営業日本橋支店 ☎03・3273・8245。
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【緑滴】
叶ホ勝エクステリア
杉山 直樹
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「ドルトムントの奇跡」は夢と終わった。
2点差以上でブラジルに勝利し、決勝トーナメント進出を果たすという儚い願いは6月のドイツの夜空に見事に砕け散った。
確かに実力差は戦う前から歴然としていたが、我がブルー・サムライ達にはそれしか途が残されておらず、前半34分には私の目の前で浦安出身 玉田の左足シュートがブラジルゴールに鮮やかに突き刺さった。それからロナウドに同点ヘッドを決められるまでの12分間、もしかしたら奇跡の目撃者になるかもしれないとの興奮と期待に身も心も震える想いだった。
あの12分間が体験できただけでも、わざわざ現地まで応援に行った甲斐があったと素直に思えるところがW杯フリークの「業」だろうか?
それは私だけではなかった。同行の3人も敗戦のショックに打ちのめされながらも、W杯開催期間中の現地でなければ味わえない祭りの熱気を肌で感じ、心から楽しむことで徐々に癒されていった。サッカー熱が高じて息子に「シュート」と名付けた大学同期、フランス、日韓、今回とこれで3回目の高校同期、ボン在住経験が3年ありサッカー素人ながらガイド兼通訳を買って出てくれたジャズ・ボーカリスト志望、それに私を加えた不思議な4人組は、さながら街中が壮大な縁日と化した現地の雰囲気と人々との交流を思う存分楽しんだ。楽しみ過ぎて、試合当日のNHK特集番組に映ってしまった私は、家族に内緒の観戦旅行だったため、帰国後に針の筵(むしろ)の痛さを思う存分味わうこととなった。
4年後は南アフリカ大会であり、ライオンとサッカーの両方を見られる貴重なチャンスとなる。90分間走り切れなかったジーコ・ジャパンは1分2敗だったけれど、「走り過ぎて死んだ奴はいない」精神のオシム・ジャパンには期待できそうだと感じている。フランス・ルマンでレギュラーの松井大輔とオシムの愛弟子阿部勇樹、共に81年生まれの2人に注目し、キリンのように首を長くしながら2010年を待ちたい。
でも、今度は家族にも会社にも宣言してから行こうと心に誓っている。
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4面
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【総・支部だより】
巨石と古民家
の庭をいける
宮城県支部
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古民家の庭をいける |
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6月3日から18日までの16日間、国営みちのく杜の湖畔公園において、国土交通省東北地方整備局と公園緑地管理財団主催による「ポピーまつり」が開催されました。その中のイベントのひとつとして宮城県支部会員による巨石と古民家の庭を草花等で装飾する巨石ガーデニング & 花普請が行われ、期間中訪れたお客様に対して普段とは違った親しみを感じる空間を提供することができました。
巨石ガーデニングの会場となったのは時の広場です。ここには63個の巨石が大きなうずをつくって配置され、その中心には北海道留萌産のアンモナイトの化石が据えられています。装飾したのはそのうちの11点の巨石で、草花ばかりでなく古い農機具等を使って各社工夫して飾っておりました。実施するに当って計画書を提出し主催者からの安全確認チェックを受けております。
古民家の庭での草花等による装飾は今年初めて実施されたもので東北6県の古民家を展示しているふるさと村にある5棟で行いました。装飾には各会員苦労しておりましたが石像を使ったり、野菜を植えたり個性を出した展示となっており、審査員の評価を得ておりました。
今回のイベントに宮城県支部から多数の会員が参加し、同じ空間内で同じ目的で装飾することによって会員の技術の向上が図られ、各社のオリジナリティーが発揮できたものと思います。尚、最終日には表彰式が行われ5社が受賞しております。 (事務局長・小山内 寛)
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香川県高松市鬼無より
労を惜しまぬ気質今も
香川県支部
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人間空海による、わが国最大のため池、満濃池。築造の節目には讃岐うどんがふるまわれたと伝えられています。
素材は小麦と塩。揉んで、踏んで、広げて伸ばし、コトコトコト。この一連の技は、職人芸術。「うまい!」と言わせ、納得できることから客は絶えることはない。「人に喜んでもらえることをする。手を抜かずにやる。 これが手打ち讃岐うどんの極意」と、評判店のうどん職人は、香川で一目置かれる存在です(ところで「香(シアン)」は、うまい、の意があるのです)。
観音寺市の有明浜に巨大な砂絵があります。藩主の領内巡視を歓迎するために領民が一夜にして仕上げた砂のオブジェです。「これを見た人は一生お金に不自由はしない」という謂れが、… 当てにならぬが、ほほえましい。
なぜ、「寛永通宝」が選ばれたか? 謎です。今では、知るヨシもありませんが…。
「さて、何を、創ろうかの … 砂で。」寛永10年(1633)のことでした。
「銭(ゼニ)が一番じゃ」(今も、昔も、もちろん将来も … 、だろ)
「おー、それ、それじゃ」…。
こうして、当事の造園職人が陣頭にたち、一致団結し一大イベントとして「寛永通宝」を創り上げたのでしょう。作業は徹夜で、暁には地酒「川鶴」を飲み、最後は、うどんで締めくくったことでしょう。
飽きられるでなく、風化されることなく、今も人々に親しまれています。
古より、讃岐人は貧しくても、本物を創る、誇りを知っていた。
喜んでもらえることならば、労を惜しまない。ひたむきな努力、この気質は、今も維持継承され、今日に至っています。
琴弾山頂から見るこの砂絵には、香川の造園職人の魂、「さりげなくもてなす心意気」が今も新鮮に感じられます。「チャリ〜ン」と、聞こえてくるのです。
追伸:本年10月20日より4日間、サンポート高松にて技能五輪全国大会が開催されます。支部会員一同、お待ちしております。是非お越し下さい。
(事務局長・木村 英二)
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植栽基盤診断の技術者養成へ
診断士補・実技研修会を開催
九州総支部
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実技研修会のもよう |
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九州総支部では、平成18年度の植栽基盤診断士補研修会と地盤調査実技研修会を8月22日〜24日まで、久留米市において開催した。今年度から、日造協会員以外にも広く参加を呼びかけることが可能となったことから、福岡、佐賀、長崎、熊本の各県造協と久留米市造協の参加者も含め38名が参加、8名の講師による3日間の研修が始まった。
まず、第1日目の地盤調査実技研修会は、「植栽地盤土壌調査の実技」と題するビデオ研修から始め、指頭法による土性の判定では、講師の指導を受けながら土壌を手にとり、手のひらで伸ばしながら土壌の硬さや透水性、保水性等を判定、土色判定では、手のひらの土塊と土色帖との比較を何度も繰り返していた。
pH測定機、ECメーター(電気伝導度計)を使っての化学性の確認では、日ごろ馴染のない機器を使っての測定であっただけに、手順に戸惑う研修生も見られた。
圃場に移っての土壌硬度、透水性の判定、土壌断面調査では、4つの班に分かれて調査し、照りつける日差しのなか、真剣にメモを取っていた。
第2日目、第3日目は学科試験に移り、植栽基盤整備に必要な知識、土壌、植栽基盤整備の概要、調査から施工までの4講に分かれての講義が行われ、修了後、修了試験が行われた。
九州総支部管内では平成15年度以降の3年間で46名の診断士が誕生しているが、行政等にアピールできる数には達していない。
九州では、街路樹、公園樹木に関する調査等に植栽基盤診断士を活用する自治体が出てきはじめているが、今後さらに資格者の数を増やし、必要性を強く訴えていくことが求められる。
(事務局長・市丸 敏和)
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事務局の動き
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【8月】
1(火) ・危険性有害性マニュアル作成検討委員会
2(金) ・正副会長
・正副常設3委員長合同会議
・基幹技能者試験委員会
・国土交通省と建設産業専門団体連合会意見交換会
4(金) ・(財)海洋博覧会記念公園管理財団30周年式典
7(月) ・「広報日造協」編集会議
24(木) ・建設仕様書(屋上緑化)会議
・公園施設業協会委員会
26(土) ・世界園芸博覧会(中・瀋陽)
28(月) ・街路樹樹形再生手引(仮称)編集会議
31(木) ・アクションプログラム推進等特別委員会
【9月】
1(金) ・正副会長・常設3委員長合同会議
5(火) ・事業委員会(全国)
6(水) ・総務委員会(全国)
・危険性有害性マニュアル作成ワーキング委員会
7(木) ・技術委員会(全国)
・「広報日造協」編集会議
12(火)・意見交換会・東北総支部
13(水)・意見交換会・沖縄総支部
・入札契約制度対応分科会
14(木)〜20(水)・AIPH総会(中・瀋陽)
15(金)・植栽基盤試験認定審査委員会
20(水)・産業振興会代表者会議
・自然環境共生技術協会理事会・総会
26(火)・(独)都市再生機構との意見交換会
27(水)・積算講習会(千葉県支部)
28(木)・建設系CPDシステム部会
・意見交換会・中国総支部
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