緑地樹木剪定士
公園や緑地の樹木を適切に育成管理できる技術者の資格制度
緑地樹木剪定士とは
公園や緑地の管理者とその利用者の間に立ち、公園・緑地空間に植栽された多様な樹木を対象に、適切な管理を提案し剪定を行い、利用者が快適に安全に利用できる造園空間の提供できる技術者です。
通行機能を持った公開空地 | 溜まり機能を持った公開空地 | 建築設備(空調設備)の遮蔽 | 建物周りの修景植栽 |
都市公園等の緑地の樹木は、老朽化や不適切な管理により、枯枝の落下や倒木が危惧されるなど、管理上の新たな課題が顕在化している。
近年は、樹木の良好な育成や安全対策の実施を通じて、公園や緑地の機能の保全・確保・向上が求められている。
また、街路樹を管理する技術者の資格制度「街路樹剪定士」を運営する日造協には、道路分野だけでなく、公園・緑地空間の樹木まで対象を拡大することが、管理者などから求められていた。
こうした現状を踏まえ、街路樹剪定士の持つ知識と技術に加え、公園や緑地の樹木に関する基礎的な知識を有し、樹木の剪定整姿などの適切な育成管理や日常の安全点検を行うことのできる技術者を養成するため、すでに街路樹を対象に剪定・管理を行っている「街路樹剪定士」をベースに、新たに「緑地樹木剪定士」資格制度を創設することとした。
緑地樹木剪定士になるまで
「緑地樹木剪定士」になるには、協会が実施する「緑地樹木剪定士研修会」を受けて「認定試験」に合格し、登録認定することが必要です。
テキストとインターネット配信による研修動画の視聴を通じて学習し、CBT方式の学科試験を受け、試験合格後に登録認定手続きを経て「緑地樹木剪定士」と称することができます。 「緑地樹木剪定士」になるには、協会が実施する「緑地樹木剪定士研修会」を受けて「認定試験」に合格し、登録認定することが必要です。
「緑地樹木剪定士研修会」「認定試験」は、それぞれ年2回(夏期と冬期)開催しますので、いずれかにお申込みください。
今年度の開催について
【研修会の受講資格】 |
街路樹剪定士であること |
【認定試験の受験資格】 |
緑地樹木剪定士研修会を受講された方 |
【再受験】 |
前回の試験で不合格になった方 |
【研 修 会】 |
研修は、送付されたテキストおよび映像講義の動画により受講 |
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【受講期間】 |
(夏期)2024年7月1日〜7月31日です。期間内はいつでも何度でも受講可能 (申込期間:2024年6月1日〜6月27日) (冬期)2024年12月1日〜2025年1月6日予定です。期間内はいつでも何度でも受講可能 (申込期間:2024年11月1日〜27日予定) |
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【研修内容(約240分)】 |
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【受講・受験料 】 |
・ 一 般 35,200円(税込・テキスト代含) ・日造協会員 18,700円(税込・テキスト代含) |
【再受験料 】 |
・一般・日造協会員 共通 7,700円(税込・テキスト代は含みません) |
「緑地樹木剪定士」として認定されるためには、試験合格後、登録認定手続きをする必要があります。 認定証の発送は、3月中の発送を予定しております。 |
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・登録認定の有効期間 ・登録認定料 |
5年間 ※1 11,000円(税込)※2 |
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※1 初回更新までの有効期間は、保有する街路樹剪定士の有効期限となります。 ※2 有効期限までの期間により、登録認定料は減額されます。 5〜4年:11,000円、 4〜3年:8,800円、 3〜2年:6,600円、 2〜1年:4,400円 、1年未満:2,200円 |