地球上のすべての生き物は､植物によって生かされています｡私たち造園建設業は､この“緑”を造り､育てることを通じて､豊かな景観･環境を創り､守ることを社会的使命としており､安心･安全な国土と地域づくり､未来の地球環境､都市環境づくりの一翼を担っています｡ “緑”は人の心に｢安らぎ･やさしさ･豊かさ｣をもたらし、社会のさまざまなシーンで､人々の暮らしのなかで､欠くことができない重要な要素となっています｡
　また､地球温暖化対策や都市環境の改善などが求められるなか､美しい国土、都市づくりのためのさまざまな制度が整備され､人と自然が共生する『緑の景観･環境』創造事業に大きな期待が寄せられて います｡

　 　（一社）日本造園建設業協会(日造協)は､協会理念のもと､時代のニーズや業界内外の現状をグローバルに見据えつつ､これからの時代に求められる新しい造園をめざして、日造協のビジョン『VISION 21』を策定しました｡ 『VISION 21』は､当協会の主な活動を紹介していますが､これらは造園建設業界および個々の会員企業の行動指針となるものです｡経営体質の強化､技術の向上と人材育成､造園建設業界の新しいイメージづくりなどを目標に､ 企業理念･倫理の遵守の基“緑のスペシャリスト･緑地管理のゼネラリスト”をめざします。

	私たちは､美しいまちづくりの基本である“景観”の保全､ 形成に積極的に取り組みます｡
	私たちは､市民､利用者､地域住民の方々の利益を 最優先に取り組み､市民NPOなどと協働して行動します｡
	私たちは､身近な生活環境から都市環境､地球環境と すべての環境の保全､整備に取り組みます｡
	私たちは､災害に強い防災都市の建設､災害への備え､災害時の 救助活動など､都市の防災対策に積極的に取り組みます｡
	私たちは､社会に貢献することを最優先に取り組み､ 企業としての社会的責任を果たします｡